簡単な答え
中国で「ホテルは外国人を一律に断ってよい」という包括ルールがあるわけではありません。
2024年7月には、中央政府レベルの案内で、いわゆる資格要件を理由に外国人宿泊を制限したり、「外国人不可」と違法に宣伝したりしないよう、地方や予約プラットフォームに求める方向が示されました。
ただし現場では、今でも断られることがあります。
理由はたいてい次のようなものです。
- スタッフがルールを理解していない
- 宿泊登録の処理に自信がない
- 掲載情報が古い
- フロントが面倒を避けたがる
なので、正しい姿勢は「政策論で戦う」ことより、予約段階で外しにくいホテルを選ぶことです。
実際にはどんなホテルで起きやすいか
大都市のチェーンホテルや標準的なビジネスホテルでは、外国人宿泊はかなり普通です。
問題が起きやすいのは、むしろ次のような物件です。
- とても小さい格安宿
- 地方の小規模宿
- アパート型の宿
- 運営が弱い独立系ホテル
- 安いが情報が曖昧な掲載
全体環境は以前より良くなっていますが、物件ごとの差はまだ残っています。
予約時に優先したい条件
安全寄りで選ぶなら、次のような宿が向いています。
- 分かりやすいチェーン
- 都市部の標準的なビジネスホテル
- 最近の外国人宿泊レビューがある物件
- パスポートチェックインやフロント登録が明記されている物件
こうした宿は「高級だから安全」なのではなく、単に運営が安定していることが多いです。
少し慎重に見たほうがいい掲載
次のような条件が重なる物件は、少し慎重に見たほうがいいです。
- 立地に対して極端に安い
- 説明文が薄い
- チェックインの問題がレビューにある
- 旅館や民宿に近い雰囲気
- 外国人宿泊が少なそうなエリア
必ず断られるという意味ではありません。
ただし、到着日に予備なしで突っ込むには少し危ういです。
到着前にリスクを下げる方法
1. 予約サイトのメッセージで短く確認する
聞き方はシンプルで十分です。
Can you check in foreign guests with passports?
もう少し具体的にするなら、
Can your front desk register foreign guests normally on arrival?
と聞いて、返信を保存しておくと安心です。
2. 点数より運営の手がかりを見る
見るべきは総合点だけではありません。
- 最近の外国人レビュー
- 深夜到着レビュー
- フロント対応の安定性
部屋写真の見栄えより、実際の運営のほうが大事です。
3. 近くに予備ホテルを一つ持つ
チェーンでない宿なら、同じエリアに予備を一つ持っておくとかなり違います。
夜遅くに何か起きても、危機ではなく単なる移動問題にできます。
フロントで断られたとき
動き方はかなりシンプルです。
- 落ち着く
- 一度だけ責任者確認を頼む
- 予約サイト上の返信があれば見せる
- それでもだめなら長く争わない
- 返金や振替は予約サイトに依頼して次へ進む
ロビーで長く議論しても、運営の弱さはその場で直らないことが多いです。
思い込まないほうがいいこと
- 予約サイトに載っているホテルが全部同じように外国人対応できるわけではない
- フロントが最新ルールを理解しているとは限らない
- 断られたからといって必ずしも個人的敵意とは限らない
- 最安の「行けそうな物件」が到着日に得とは限らない
偏見が混ざる場合もありますが、実務的には混乱や運営不足で起きていることもかなり多いです。
現実的に見ると
- 古いガイドが言うほど状況は悪くない
- 大都市ではこの問題に一度も当たらない旅行者も多い
- 残るリスクは運営の弱い物件に集中しやすい
- その場の政策論より、予備ホテルのほうがずっと役に立つ
これは中国全体の不可能性というより、予約品質の問題として考えると理解しやすいです。
チェックリスト
- チェーン、ビジネスホテル、または運営が安定した物件を選んでいる。
- 最近の外国人宿泊の手がかりを確認した。
- 曖昧な掲載なら事前にメッセージで確認した。
- ホテル住所の中国語表記を保存している。
- 近くに予備ホテルも一つ持っている。